ホームページを持つメリットと一番簡単な作り方
7分目次
語られ尽くされていることではありますが、改めて。ホームページを持つことにはたくさんのメリットがあります。
ホームページを持つメリット
1、新規顧客の獲得
優れたホームページの作成は新規顧客の獲得、ひいては利益の拡大に繋がります。最近のGoogleの検索では位置情報に基づき検索結果が変わることもしばしば。
これがどういうことかというと、例えば『美容院』『レストラン』などのキーワードで検索をかけたとき、検索者の近くのお店が検索結果に表示されるということです。
従来では位置情報などは検索結果に反映されませんでしたが、
今では反映されるように。
このとき、検索結果に表示されやすくするための施策はSEO(= Search Engine Optimization)対策なんて呼ばれています。また、GoogleMapの検索結果に基づく検索順位の向上にむけた施策はMEOなんて呼ばれていたりもします。
SEO対策というワードはホームページの運用で頻繁に出てくるワードなので覚えておいて損はありません
2、ランニングコストが低い
お金をかけようと思えばいくらでもかけれてしまうのは世の常ですが、標準レベルでかつ自走するのであればホームページは1万円 / 年程度で運用できてしまいます。
安上がりに仕上げようと思えば5000円 / 年も可能だったりします。
3、広告収益も発生の可能性
よくある形態として、自身/自社のホームページに店長のブログを載せたり、メディアとしての側面を持たせる(= オウンドメディア)ことで、広告収益を得られることがあります。場合によってはホームページの運用費を広告収益だけで回収できる可能性もあります。
1PV(= ページビュー = 閲覧数)あたり0.1円前後くらいの価値があるため、1万PV/月のサイトであれば1000円くらいの収益は堅いという計算です。
僕が以前立ち上げたブログでは1PVあたり1円を記録したりもしたので広告の最適化によってはより多くの収益を得られる可能性もあります
4、様々な用途で使用可能
ここまではお店の広報としての役割を前提で書いていましたが、例えば予約機能をつけたり採用情報を掲載したりオンラインショップとしての側面を持たせたりと幅広い用途で使用することができます。
5、ブランディングに役立つ
優れたデザインのホームページを作ることができればブランディング(= イメージ付け)に役立ちます。例えば、下画像はiPhoneのサイトです。
見ている人をワクワクさせられるようなホームページは購買意欲の向上に大きく作用します。
一番簡単なホームページの作り方
簡単にホームページを作るためのツールで主要なものは4つあります。どれを選択するかはホームページの目的ごとに異なります。
お店の集客用☞Wix
お店の集客やブランディングのみに焦点を当てるのであれば、Wixが断然オススメです。手軽かつ直感的な操作で簡単にサイトの作成ができます。
ただ、良くも悪くも自分で何でもできてしまうため、とりわけデザインセンスが大きく影響してきます。もちろんオシャレなテンプレートが豊富にあるのでそれらを利用すれば解消できる問題ではありますが、そうなると今度は没個性的になるというデメリットも出てきてはしまいます。
チェックポイント | 実際のところ |
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想定ランニングコスト | 0円 〜 2500円 / 月 |
想定制作期間 | 2〜3時間程度 |
良いところ | ・手軽かつ簡単に自分でサイトが作れる ・世界トップレベルのシェア率(ユーザー数1億超え) ・完全無料でも運用可能 |
悪いところ | ・自身のセンスが強く影響してくる ・海外企業による運営 |
お店の集客用2☞Jimdo
特にWixと変わりはなく、同じようなサイト作成ツールです。Wixが世界的なシェア率を売りにしているのに対してJimdoでは国内のシェア率を売りにしています。Wixに好みのテンプレートがない場合などはJimdoを使ってみると良いかもしれません。
チェックポイント | 実際のところ |
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想定ランニングコスト | 0 〜 1590円 / 月 |
想定制作期間 | 2〜3時間程度 |
集客に加えて広告収益も希望する☞ペライチ
前述した広告収益には主に2通り(GoogleAdsense/アフィリエイト)があります。グーグルアドセンスはグーグルの物差しでそれなりに価値があると判断されなければ広告掲載許可が降りないため、多くの場合はアフィリエイトが収益源のメインになります。
ただ、Wixだとこのアフィリエイト掲載に制限があったり、自由性が低いです。その点、ペライチは公式がアフィリエイトを推奨するページを作成しているほどなので、制限があまりありません。テンプレートもWixに負けず劣らず沢山あります。
チェックポイント | 実際のところ |
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想定ランニングコスト | 0円 〜 3000円 / 月 |
想定制作期間 | 2〜3時間程度 |
良いところ | ・手軽かつ簡単で制限が比較的ない ・国内企業による運営 ・完全無料でも運用可能 |
悪いところ | ・特になし |
何から何まで制限なく作りたい☞WordPress
当サイトでも過去に使用していたツールがWordPressになります。
上でご紹介したツールはあくまでそれぞれの運営企業のもとで運用する形であるがために各所で制限が発生したりある種の依存状態(利用規約が変更になったら従わざるを得ない)のに対して、WordPressにはほとんど何の制約もルールもありません。
Wixが世界的にトップレベルのシェア率(ユーザー数1億超)と言いましたが、実はそれでも全Webサイトの1%強程度です。
それに対して、WordPressを使用して作られたサイトは全Webサイトの35%を占めており、これは世界でトップのツールと言っても過言ではありません。
テンプレートも無料のものから有料のものまで星の数ほど存在します。
チェックポイント | 実際のところ |
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想定ランニングコスト | 500円 〜 2000円 / 月 |
想定制作期間 | 5 〜 10時間程度 |
良いところ | ・世界トップのシェア率でWeb上に情報が多く存在する ・今後もシェア率の伸びる可能性が大きい ・制限が全くない ・カスタマイズ性が高い |
悪いところ | ・HTMLやCSSの知識が必要になることがある ・サイトの分析など自身でやるべきこと(勉強すべきこと)が多い |
ここでは様々なサイト制作のためのツールをご紹介しました。
費用や時間など割けるリソースが多い場合は圧倒的にオススメなのがWordPressになります。
逆に「とりあえずホームページを持っておく」程度のスケールであればWixやJimdoなどのサイト作成ツールを使用するのが最適解です
サイト作成の目的やリソースに合わせ、適切なツール選びをしましょう。